つくるを楽しむ。みんなで踏み踏み手作りうどん

漫画『宇宙兄弟』のワンシーンで、登場人物たちが楽しそうにうどんを打っている場面があります。

閉鎖空間でほとんどの食料がなくなってしまい、残ったのは小麦粉と水と塩。
たったそれだけの材料なのに、あんなにも美味しそうで幸せな時間が生まれるなんて。

「いつか、誰かと一緒にやってみたいな」

独りで打つには少し寂しいけれど、誰かと笑い合いながらなら、きっと最高の体験になる。
そんな憧れを抱きながら十数年。
まさか自分の子どもと、その夢を叶えられる日が来るなんて思いもしませんでした。

今回は、週末の午後を使って親子で楽しんだ「手作りうどん」の記録です。

目次

うどんを作る準備をしよう

材料

  • 薄力粉 150g
  • 強力粉 150g
  • 水   300g
  • 塩   大さじ1弱
  • 打ち粉 適量

柔らかいうどんがお好きな方は薄力粉だけでもできます。
うどんらしいコシが欲しければ薄力粉と強力粉を半量ずつにするか、はじめから中力粉で作るのがおすすめです。

打ち粉は、片栗粉にしました。
薄力粉も使えますが、時間が経つと生地に馴染んでしまいます。
片栗粉なら麺がくっつきにくく、茹で汁も濁りにくいです。

ちべ

すぐに食べない場合や
初心者さんは片栗粉がおすすめです。

道具

  • Lサイズのジッパー付き密閉袋 2枚
  • 綿棒
  • ざる

その他の道具は家にあるもので代用できると思います。

大きいジッパー袋なら、1枚でも作ることができます。
二つに分けたのは、イヤイヤ期の娘の「自分でやる」欲求を満たすためです。

せっかくの楽しい時間。
上手に踏めていないからと、生地をとりあげて泣かせてしまうのは避けたいところ。

ちべ

目印を書いて、2つを交換しながら、
みんなで楽しみましょう!

うどんを作ろう

麺の作り方

STEP
材料を混ぜる

ボールに薄力粉、強力粉を合わせておきます。水に塩を溶かし、食塩水を作ります。

小麦粉の中に、食塩水を3回に分けて入れ、その都度菜箸で混ぜます。

STEP
生地をまとめて寝かせる

なんとか生地がまとまってくるので、ひとつにします。

ジッパー付き密閉袋に入れて15分ほど寝かせ、生地に水分を行き渡らせます。

STEP
生地を踏む

袋の上から足踏みをします。
薄くなったら4つ折りにして、また踏みます。
20分から30分くらいが目安です。

親子で楽しむポイント
・袋に好きな絵を描く
・好きな音楽を流す
・「うどん」を作っていることを伝える
(意外と伝えず、作業に入っちゃったりします)
・子どもが興味を持てなかったら、大人が楽しむ

ちべ

音楽をかけながら、踏み踏みしました。
途中疲れて、座りながら踏んだり、
ぬいぐるみに任せたりしていました。

STEP
再度生地を寝かせる

1時間以上寝かせる。

生地は一つにまとめても、分けたままでも。
まな板のサイズなどを考えて選んでください。

STEP
生地を伸ばし、三つ折りにする

まな板に打ち粉を敷き、生地にも打ち粉をかけます。

麺棒を使って、約3mmの厚さに伸ばします。

生地を三つ折りにします。

STEP
包丁で切る

包丁で約3mmの幅で均一になるように切ります。

この時打ち粉をしっかりして、くっつかないようにしましょう。
(写真では足りないです。ほぐす時に苦労しました。)

STEP
麺に打ち粉をかけてほぐす

切った麺がくっつかないよう、再度しっかり打ち粉をしながらほぐします。

ちべ

麺になった生地を見た娘は
「つるつるめんめんだ!」と
やっと、うどんであることに気づいたようでした。

STEP
たっぷりのお湯でゆでる

鍋にたっぷりの湯を沸かし、沸騰したら麺を入れます。

味見をしながら、10分ほどゆがきます。

この間に、お好みのつゆや薬味を用意するとスムーズです。

STEP
流水でしめる

麺をざるにあげ、冷たい流水でぬめりを取りながらしめたら、完成です。

美味しく作るコツまとめ

今回は足踏みした後に、私と娘用と、夫用の2回に分けて作りました。

1回目と2回目を比べ、気づいたことがあったのでまとめました。

美味しく作るために

切る前の寝かす時間は少し長めにとる
私と娘用は1時間半、夫用はその後冷蔵庫に移し3時間寝かしました。
季節にもよるかもしれませんが、長く寝かした夫用の方がしっとりとして、味も美味しかったです。

・切る時の幅は均一に
1回目は結構バラバラだったので、2回目はより3mmほどで均一にすることを意識したら、口当たりが別物になりました。

打ち粉をはじめからしっかりする
切っているうちにくっついてしまいほぐすのが大変だったので、はじめから打ち粉は余裕をもってかける方がよかったです。

大きい鍋でたっぷりのお湯でゆがく
鍋が小さかったり、お湯が少ないとせっかくの生地が鍋にくっついてしまいます。
長く茹でると蒸発するので、お湯はたっぷり、少なくなったらお湯を足すことをおすすめします。

うどんのつゆについて

うどんのつゆはせっかくなので、昆布と煮干しと鰹節からだしを取って作りました。
市販よりは少し手間ですが、やさしい味わいの美味しいお出汁が作れます。
気になる方はぜひ試してみてください。

まとめ

こねて、踏んで、切って。
完成したうどんは、少しいびつで、でも格別な味がしました。
自分たちで作る楽しさは、何ものにも代えがたいですね。

今回は手探りでの親子初挑戦でしたが、これなら年末の「年越しうどん」として作るのも楽しそう。
その時は、ほうとう鍋風にしてみようかな、なんて今から計画を立てています。

もし皆さんも、今度の週末に少しだけ特別な食体験をしてみたいなら、
ぜひ家族や友人とうどんを打ってみてください。
宇宙兄弟の六太たちのように、笑い声の絶えない食卓が待っていますよ。

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次