「受験の季節に思うこと」

立ち止まる時間

スーパーに、応援メッセージ入りのお菓子が並び始める季節になりました。

毎年この時期になると、 カロリーメイトのCMを見て、
なぜか少し、胸がいっぱいになります。

受験生本人だけでなく、 見守る家族にとっても、
気持ちが揺れる時期なのだと思います。

私が受験生だった頃、
数年後社会に出る時には、説明できる何者かにならなければならないように思っていました。

漠然と社会に出ることに不安を感じて、
少なくとも国家資格を名乗れる専門職の道を魅力的に感じていました。
当時は、その専門職になることで誰かの基盤となる健康を支えたい、
直接的に役に立つような活きる知識がほしい、とも思っていました。

ですが、本当に自分の将来のことや、
やりたいことを考え抜いての決断だったかと思うと、
今はまた違った選択をするかもしれません。

少なくとも、
もっと掘り下げて自分の人生をどうしていきたいのか、
主体性を持って考えることを
大切にしてあげたかったと思います。

その頃はただ、早く「安心できる場所」に行きたい
そう思っていたのかもしれません。

私もそうであったように、
将来何になりたいか、
どんな人でありたいか、
何をしたいか。

そういったことは、大学や職業だけではなく、
人格 (誠実でありたいとか、ユーモアを大切にしたいとか)
家族 (パートナーはほしいか、子どもはほしいか)
収入 (自分のやりたいことをするために、どのくらい稼ぐ必要があるか)

など多面的に考えて、掘り下げてみないと
本当に何を大切にしないといけないかは
見えてこないのだと思います。

目先の受験の成功よりも、
自分の軸が見えているかどうかの方が、
ずっと大事なのだと思います。

仮に受かったとしても、
登る梯子を掛け違えていれば、
それは自分の幸せの正解には辿り着かない。

反対に、 うまくいかなかったとしても、
軸があれば、
また前に進むために
何が必要かを考え直すことができます。

なかなか学校で
この考える時間を取るのはむずしいのだろうし、
家族から本人に伝えるのも難しいのだろうけど

自分の子どもが受験を迎えるときには
大学やその先の就職だけではなくて

自分の人生をどうしていきたいのか
そこを大切にして目標を定められたらいいと思うし、

そのときにちゃんと相談に乗れるような
関係を築けたらいいなと思います。

受験生を見守っているご家族の方
日々忙しい中で、
頑張っている子どもにどんな言葉をかけたらいいかなど
迷われているかもしれません。

私もその頃、両親の言葉を
真っ直ぐに快く受け取っていたかというと自信がありません。

ただ今振り返ると、言葉よりも
「気にかけてくれていた」姿勢を
ずっと見ていたのだと思います。

何を言われたかよりも、
夜食を出してくれたこと、
部屋を覗いてあえて「おやすみ」を言わずにそっとしておいてくれたこと

そんな両親の心づかいを今でも思い出します。

受験生の皆さん
かなり昔の話になりますが、
試験当日、とにかく寒くて、手が悴むし、
足が冷えて仕方なかったことを今でも覚えています。

冷えと緊張からか
トイレが近くなり毎休憩洗面所へ行っていました。
冷え対策グッズや温かい飲み物、
喉を食べ物が通らない時も糖質が確保できるように、
つまみやすいお弁当やおやつはあった方がいいと思います。

受験当日、
今までの頑張りが発揮されますように。

寒い中で迎える一日が、
少しでも安心できるものになりますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました