結婚、妊娠をきっかけに引っ越しをし、新しく家族全員で通える歯医者さんを探しました。
その歯医者さんで出会ったのが、「口育」という言葉です。
口育とは、子どもの口腔機能を健やかに育てていく考え方のこと。
食べる、飲み込む、呼吸するといった、毎日の当たり前の動作は、すべてお口の機能と深く関わっているそうです。
新しい歯医者さんの教えや、母になる準備を進める中で、
自分自身や家族のお口の健康について、以前よりも大切に考えるようになりました。
この記事では、妊娠中から離乳食前までの間に、
ちべ家で心がけていたお口まわりの取り組みについてまとめています。
大人の口腔環境が、子どもに影響することを知った

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌はいないそうです。
それが、身近な大人――主に一緒に暮らす家族から、少しずつうつっていくと聞きました。
特に、1歳半から2歳半頃は「感染の窓」と呼ばれ、虫歯菌が定着しやすい時期だと言われています。
この時期の口腔環境が、その後の歯の健康にも影響すると知り、正直驚きました。
恥ずかしながら、私はそれまで理由まで深く考えたことがありませんでした。
食器の共有や口移しが良くない、という知識はあっても、
「自分の口の状態が、子どもにつながる」という意識は薄かったように思います。
この話を聞いてから、
まずはパパ・ママになる自分たちの口腔環境を整えることが、
子どものためにもなるのだと考えるようになりました。
正しい歯磨きと、定期的なチェック
毎日の歯磨きや定期検診について、改めて向き合うことにしました。
歯医者さん選びや、普段のオーラルケア、使用しているアイテムについては、
別の記事で詳しくまとめています。
よろしければ、そちらも参考にしてみてください。
菌を増やさないための、無理のない習慣
食事や間食との付き合い方
甘いものが歯に良くないことは、わかっていました。
でも、完全にやめることは私には難しかったです。
なので、「やめる」よりも「上手に付き合う」ことを選びました。
- 間食の時間を決める
間食は基本的に15時と決めました。
食べる回数を減らすことで、歯が休む時間をつくれるそうです。
- ながら食べをしない
食事も間食も、スマホやテレビを見ながらではなく、
なるべく味わって食べるようにしました。
その方が、不思議と満足感も高く感じます。
- 甘い飲み物は家に置かない
目に入ると、つい手が伸びてしまうので、
ジュースなどの甘い飲み物は家に置かないようにしました。
すぐに歯磨きできないときの工夫

100%キシリトールガムを噛む
食後すぐに歯磨きができない時は、
100%キシリトールガムを噛むようにしていました。
唾液の分泌を促し、お口の中をすっきりさせてくれるのが嬉しいところです。
数ヶ月続けていると、口の中の感覚が以前と違うことを実感しました。
妊娠中は唾液が減りやすく、
つわりで長時間のブラッシングが難しい方もいると思うので、
体調をみて、取り入れられるようであればおすすめです。
市販品に比べると少し割高ですが、
1日あたりに換算すると、健康への小さな投資かなと思っています。
※過剰摂取でお腹が緩くなることがあります。
※矯正中の方は、かかりつけの歯医者さんにご相談ください。
使っているキシリトールガムについては、
味や続けやすさも含めて、別記事で詳しく書く予定です。
▶100%キシリトールガムを続けて感じたこと(準備中)
離乳食前の赤ちゃんと、ちべ家の「口育」
ここでいう「口育」は、
お口の健康を守るために、ちべ家で試していた小さな取り組みです。
幼児期の歯磨きや、実際に苦労したことについては、
別の記事にまとめています。
▶歯の健康(幼児編)|歯磨きがうまくいかなかった日々の話
舐められるおもちゃを、いつもそばに

家でも外出先でも、舐められるおもちゃを赤ちゃんの近くに置いていました。
舐めることで、唾液が出たり、口まわりの筋肉が動いたり。
食べることや話すことにつながる大切な準備になるそうです。
いろいろ理由はありますが、
何より、おもちゃを持っている赤ちゃん自身がとても嬉しそうでした。
本能ってすごいな、と感じた瞬間です。
舐められるおもちゃについては、
規格変更の話も含めて、別の記事でまとめる予定です。
野菜歯固めを、少しだけ取り入れてみる

離乳食前の準備として、
野菜を使った歯固めも試してみました。
味のあるものを口に入れる練習や、
手づかみ食べへの移行につながれば、という気持ちからです。
ただ、誤嚥の心配もあり、始める時期は遅めでした。
今振り返ると、4〜5か月頃に少し取り入れてもよかったかもしれません。
普通の歯固めと同じように、
必ず見守りながら、無理のない範囲で行っていました。
赤ちゃんの口腔ケアは「歯磨きの準備」から
歯が生える前から、
お口まわりを触られることに慣れるよう、スキンシップを意識しました。
- ほっぺや口まわりに触れる
- 歌いながら、ふれあい遊びをする
お風呂上がりの保湿のついでに行うと、習慣にしやすかったです。
嫌がる時や、こちらに余裕がない時は無理にしませんでした。
ママも赤ちゃんも、気持ちよくできる時だけで十分だと思っています。
離乳食開始頃からの、簡単なケア
離乳食が始まった頃から、
個包装のガーゼで口の中をやさしく拭くケアをしていました。
口腔ケアというより、
将来の歯磨きに向けた「慣れ」のつもりで行っていました。
正直に言うと、
その後の歯磨きでは苦労もたくさんしました。
それでも、この時間が無駄だったとは思っていません。
幼児期の歯磨きや口腔ケアについては、苦労した日々も含めて、
まとめています。
▶歯の健康(幼児編)|歯磨きがうまくいかなかった日々の話
まとめ
赤ちゃんの頃のお口の健康は、
その後の人生にも関わると言われています。
でも、完璧を目指さなくてもいい。
楽しく続けられることを、できる範囲で。
ちべ家でも、最初は気をつけていたことが、
いつの間にかできなくなってしまったこともあります。
それでも、
「自分たちのお口の健康を大切にしよう」
そう思い出せる場所があることが、何より大切だと感じています。
これからも試しながら、無理をせず、
家族に合う形を探していきたいと思います。



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